2012年05月19日

名古屋臨海鉄道

臨海鉄道紹介の9回目は名古屋臨海鉄道を紹介します。名古屋臨海鉄道はJR笠寺駅から名古屋港東地域を結んでいる臨海鉄道で東港線、南港線、昭和町線、汐見町線、東築線を有しております。

写真は東港駅を出発する石灰石列車です。この列車は西濃鉄道の乙女坂から南港線沿線の新日鐵名古屋製鉄所間で運行されております。
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名古屋臨海鉄道の中枢の東港駅の様子です。構内には機関区・ヤードがあり、多くの機関車・貨車が留置されているのが見られます。
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写真には貨車マニアに有名なトキ21500の姿が見られますが、既に過去のものとなってしまいました。
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南港線の名古屋南貨物駅です。南港線はここからさらに知多駅まで伸びておりますが、現在列車の運行はここまでとなっております。写真にはTOYOTA LONGPASS EXPRESSで使用されるコンテナ車が留置されているのが見られます。
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昭和町線の様子です。昭和町線はほぼ前線が沿線の東亞合成の敷地に沿って敷設されており、化成品タキの入線が見られましたが、輸送の終了に伴い、現在は休止状態です。
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昭和町線の末端部には苛性ソーダの荷役施設があり、公道からこのディープな光景を見学する事が出来ました。
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汐見町線の汐見町駅ヤードの様子です。現在は列車の設定はありません。写真には石油タンク車が留置されているのが見られますが、一時期余剰タンク車が疎開留置されているのが見られた時期の様子です。
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東築線で有名な名鉄築港線との平面クロスです。東築線は定期列車の設定は無く不定期で甲種車両の搬入に使用されています。
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名古屋臨海鉄道は名古屋貨物ターミナルの入れ替え業務も受託しており、ここでも名古屋臨海鉄道の機関車が見られます。
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名古屋臨海鉄道の機関車達です。DD13タイプのND552と新型のND60が在籍しております。
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【おまけ】
東港駅の片隅には救援車としてワ1型が在籍しております。今となってはこのような古典的な貨車が現役で現存しているのは奇跡的です。
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posted by ぷっぷく at 00:13| 臨海鉄道紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする