写真はセメントタキ車や機関車が集う東藤原駅構内の様子です。
駅の北側に工場への3本の専用線の線路が延びており、それぞれセメント・炭酸カルシウム・セメント骨材の荷役設備に繋がってます。
こちらは向かって一番左側のセメント骨材線です。
左側の操車係の乗車している方が骨材線から駅に戻る機関車です。先日紹介させてもらった太平洋セメント四日市出荷センター専用線へセメント骨材が発送されておりましたが、残念ながら廃止となりました。
骨材線の隣に炭カル・フライアッシュ線があります。ここより衣浦臨海鉄道の碧南市駅へ中部電力碧火力発電所向けの炭酸カルシウムが出荷されます。また、碧南市からは発電所で発生したフライアッシュ(石炭灰)が当駅へ到着します。
引き上げ線及び本線を挟み一番右側にセメント線があります。写真はセメント線からタキ車を牽いて駅に進入する列車です。
今は無きセメントターミナルのタキ1900が懐かしいです。現在は太平洋セメント四日市出荷センター向けの発送のみとなってしまい
ましたが、近年までは西浜松や坂祝向けにも発送がありました。
こちらは列車の車窓から撮影したセメント荷役線の様子です。
専用線に隣接した東藤原駅にはヤードがあり、入換の様子や留置された貨車や機関車が手軽に撮影出来ます。
三岐鉄道で使用されているED45型機関車です。ここでは列車の牽引に重連で使用されており、駅構内の入替及び専用線内においてもそのまま重連で使用されます。
東藤原駅の外れに元秩父鉄道のデキ202が留置されておりました。訪問当時は除雪用として使用されておりましたが現在は廃車になってしまった模様です。
ここで見られる(た)貨車達です。
セメント骨材輸送に使用されていたホキ10000です。(富田駅で撮影)
炭酸カルシウム・フライアッシュ輸送で使用されるホキ1000です。(富田駅で撮影)
セメント輸送で使用されるタキ1900です。(富田駅で撮影)
また、東藤原駅前には以前使用されていたホキ5700が保存されております。
【おまけ】
駅構内の踏切には構内入換時刻の看板があります。ここに記載されている通り、日中はひっきりなしに入替えが行われており、短時間の訪問でも結構おなか一杯になりますwww