現在も鉄道輸送自体は継続している模様で、一部の製品についてはタンクコンテナ化された上で酒田港駅から発送されているそうです。工場入口は近くの陸橋の上から見えるものの、構内については一部を除きほとんど見えない為、撮影が非常に難しい専用線でした。
こちらが工場入口の様子です。写真の手前方向が酒田港駅になります。中央左に見える扉が閉まっている建物がスイッチャー君のねぐら
です。
構内には留置中の化成品タキ車の姿が見えます。
先にも述べたとおり、工場内の専用線が見えるポイントはほとんどありません。こちらは工場の裏手にあった数少ないポイントのひとつです。休車中?の化成品タキ車たちが留置されていました。奥の方に見たことのない葉巻型の気になる貨車が連結されていたのですが、形式の判別がつきませんでした。 ( ゚Д゚) < キニナル
工場に隣接したゴルフ練習場の駐車場の横にもう一箇所留置中の貨車が見えるポイントがありました。ここも基本休車もしくはお役御免になった車両が留置されていた模様で、なにか物悲しい風景でした。
ここで見られたタキ車を紹介します。
タキ2600(タキ2637・カセイソーダ液専用)
タキ5050(タキ55081・塩酸専用)
タキ4200(タキ24216・カセイソーダ液専用) 【酒田港駅撮影】
タキ7750(タキ17772・カセイソーダ液専用) 【酒田港駅撮影】
タキ5450(タキ125450・液化塩素専用) 【酒田港駅撮影】
ここには2回訪問しておりますが、1回目はスイッチャー君の姿は全く見えず、2回目に訪問した時にやっとスイッチャー君の姿を見かけたものの、工場の奥で昼寝している姿しか見えませんでした。その為、仕方なく酒田港駅周辺をウロウロしていると・・・ なんとスイッチャー君が工場の外に出てきているではありませんか!!
・・・あわてて工場入口へ戻って撮影しましたが、この写真が精一杯でした。協三工業製30t機です。
ちょうどスイッチャー君のお帰りの時だったみたいで、そのままねぐらの中へ入ってしまいました。なお、この子は専用線廃止後、前回紹介した羽前水沢の水澤化学工業水沢工場専用線へ移籍し、ブルーに塗り替えられた上で、同専用線廃止まで活躍しました。
酒田港駅にはその他にもいくつかのディープな専用線が接続しておりましたので、次回紹介させて頂きます。