四国鉄道文化館は2007年11月にオープンした北館と2014年7月にオープンした南館から成っています。
まずは北館から紹介します。ここには準鉄道記念物のDF50 1号機及び0系新幹線「21-141」が保存されています。訪問日当日はイベントでNゲージのレイアウトが設置されていました。
DF50 1です。このカマは静態保存機ですが現在もJR四国の車籍を有しているそうです。 カコ(・ω・)イイ!!
DF50がいる線路は予讃線に繋がっている為、展示車両の入換えも可能との事です。
こういう演出いいですね。
運転席にも入れます。床は板張りだったんですね。
こちらは0系新幹線「21-141」です。四国は新幹線とは縁もゆかりもありませんが、新幹線の生みの親といわれる十河信二氏が西条市出身という事でここで0系新幹線が展示される事となったそうです。
この車両はカットボディーですが、ちゃんと妻板が設置されており、こちらから車内に入ることが出来ます。
0系の懐かしい車内です。
ちなみにこの「21-141」の編成の東京方先頭車だった「22-141」はイギリスの国立鉄道博物館に保管されているそうです。 ( ゚ω゚) スゲー!!
その他にも多くの展示物があります。まずは軌道自転車。イベント時は体験乗車ができるそうです。
パンタグラフ。
急行ヘッドマークとサボ。子供の頃にうわじまには何度も乗ったのでめっちゃ懐かしいです。 ( ´∀`)
サボ各種。
懐かしの切符コレクション。
その他にも展示物やHOゲージレイアウト等があります。
次に南館を紹介します。庫外保管のフリーゲージトレイン2次車がお迎えしてくれます。写真でお分かりの通り、南館の線路が予讃線と繋がっており、一部の展示車両の入れ替えが可能となっています。
フリーゲージトレインは車内に入ることも出来ます。
南館の館内には3両の車両が展示されています。
C57 44号機。西条市市民公園で保管されていたカマです。
キハ65 34。引退後は長らく多度津工場内で保管されていましたが、きれいにお化粧直しの上で展示されています。ちなみに相方だったキハ58 293はどうなるのでしょうか?
DE10 1号機。個人的にはDF50 1号機に劣らないお宝だと思っています。こちらもキハ65 34と同様に多度津工場で保管されていま
したが南館建設に伴い、ここで展示される事になりました。
2エンド側です。引きが取れない室内の為、撮影は難しいですね。
このカマは昔現役の姿を撮影していましたので感無量です。 ヽ(;▽;)ノ ナツカシイ

C57 44の運転室とキハ65 34の車内には入ることが出来ます。せっかくなのでキハ65 34の車内でしばらく休憩させてもらいました。
車窓に見えるDE10 1号機がなんとも贅沢ですww
庫外には小さな広場も設置されており、信号や標識・車輪・線路などが展示されています。
また、北館と同様に南館にもHOゲージのレイアウトが設置されています。こちらは廃車になったディーゼル機関車の運転席を改造した操作卓で模型を動かすことが出来るのが“売り”みたいです。(写真忘れました)
ここは施設自体はこぢんまりとしていますが、中身はかなり“濃い”ですよ。