新岡山港~土庄港の航路は両備フェリーと四国フェリーが共同運航しており、現在両社の3隻のフェリーが就航しています。
新岡山港に到着すると、丁度両備フェリーのおりんぴあ どりーむがやって来たところでした。
早速、フェリーに乗り込み最上階のサンデッキから出港の様子を眺めます。新岡山港は土庄港行きのフェリーのみが就航している為かターミナルはこじんまりとしています。
以前は高速船も就航していたみたいで、桟橋も残っています。
出港後は早速、船内探検です。最上階のサンデッキには操舵輪のモチーフが設置されていて、実際にまわすことも出来ます。
サンデッキの一層下には船橋甲板があります。
最前部には船橋(ブリッジ)があるのですが、なんとガラス張りになっていて操舵室の中を眺める事が出来ます。 (゚Д゚ノ)ノスゴィッ
ブリッジのウイング部にある操船パネルも間近で見る事が出来ます。
また、ファンネルの横には足湯も設置されています。
お次は船室に向かいます。
木を多用したフェリーとは思えない内装です。 ( ´ω` )
写真では分かりづらいですが、船室後部には売店・軽食コーナーもあります。
もうお気づきかと思いますが、この船のデザインをしたのは某JR九州で有名なデザイナーの方です。トイレ入口ののれんも“それっぽい”デザインですね。
室内探検も終わったので、再びデッキに出てすれ違う船たちを撮影しました。まずは共同運航している四国フェリーのおりいぶ丸がやって来ました。
その後、しばらくすると今度は両備フェリーの僚船のにゅうおりんぴあがやって来ました。
瀬戸内海は内航船が多数航行しているので、手軽に多くの船を撮影する事が出来ます。こちらはケミカルタンカーの様です。
そんなこんなしているうちに土庄港が見えてきました。いいタイミングで高松行きのフェリーが出港して来ました。
四国フェリーの第一しょうどしま丸です。鮮やかな橙色のファンネルが特徴的ですね。
ふと後ろを振り向くと、四国フェリーの第七しょうどしま丸(高松~土庄)と小豆島豊島フェリー(玉野港~豊島港~土庄港)のフェリーてしまが後ろを追っかけていましたww 港の中はフェリーだらけです。 (゚∀゚ )アヒャ
いよいよ土庄港に到着しました。ここから小豆島一周港めぐりの旅です。(この後は帰りのフェリーの時間まで有名観光地のエンジェルロードや二十四の瞳映画村などには全く寄らず、ひたすら港を巡りますww)
まずは池田港です。ここからは高松行きの国際フェリーが就航しています。
ちょうどパンダ君(第一こくさい丸)が出港するところでした。パンダ君の他にはキリン君(第三十二こくさい丸)が就航しています。
お次に向かった草壁港の近くでは内海フェリー(高松港~草壁港)のブルーラインの姿が見えました。
さらにその次には福田港に向かいました。ここからは姫路行きの四国フェリーが就航しています。
福田港の外れには四国フェリーの予備船の第八おりいぶ丸が昼寝していました。
また、福田港付近の高台からは姫路航路に就航中の第五おりいぶ丸の姿も見る事が出来ました。船首部分に“オリーブしまちゃん”がペイントされています。
小豆島といえば観光地のイメージが強いですが、実は古来より石材業が盛んで島内のあちこちに採石場があり、島巡りの途中で何気に重ダンプの姿も見る事が出来ちゃったりします。(公道から撮影)
大きさからいって32tクラスでしょうか。
帰りのフェリーの時間が近づいて来たので、土庄港へ戻ります。
丁度、帰りのフェリーがやって来ました。帰りも行きと同じおりんぴあ どりーむの様です。
おりんぴあ どりーむの接岸まで他の船も撮影しました。
第七しょうどしま丸(四国フェリー・土庄港~高松港)
スーパーマリン(小豆島急行フェリー高速船・土庄港~高松港)
オリーブマリン(マリン観光汽船・チャーター船)
そんなこんなしているうちに乗船の時間が来ましたので、乗船し帰途に着きました。
いや~おなかいっぱいです。 (* ̄◇)=3 ゲプッ
【おまけ】
今回は基本的に観光はしなかったのですが、土庄港へ戻る際に港近くの“世界一狭い海峡(土渕海峡)”にちょっと寄ってみました。
小豆島は厳密には小豆島本島と前島に分かれており、両島の間には2.5キロに渡って海峡があるのですが、この海峡の1番狭いところは幅が9.93メートルしか無いそうです。パット見は川にしか見えませんねww
この海峡も面白かったのですが、個人的には海峡のすぐ横にある土庄郵便局がツボでした。パット見は普通の郵便局ですが・・・。
建物の壁全面に切手が貼りまくられていますww