2018年08月25日

8月某日 片上鉄道めぐり その①

先日、ふと片上鉄道の車両たちに逢いに柵原ふれあい鉱山公園に行こうと思いつき、行って来ました。柵原へ行く前にまずは片上鉄道の起点だった片上駅跡の近くに保管されているDD13を見学しに行きました。

現地に着いて、片上湾に面した運送会社の敷地内を覗いてみると・・・
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おっ!! いますね^^
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DD13-552がレールの上に鎮座していました。
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早速近くに寄って見ます。DD13は運送会社の敷地内にいますが、公道沿いなので歩道から至近で見学する事が出来ます。塗装はそれなりに劣化していますが、海辺で保存されている割には思ったよりきれいな状態ですね。
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片上鉄道のDD13は国鉄のDD13と見た目はほぼ同型ですが、長編成の鉱石列車に対応するためインタークーラーや過給器を装備した出力増強タイプだそうです。また、キャブの運転席も国鉄のDD13が入換え運転用だった為横向きであったのに対して、こちらは運転席が前向きであった点などが異なります。その為運転席側の窓ガラスが横長になっています。
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中々いいシチュエーションですね~。後ろにトラ車やワム車が連なっていればもっと最高ですね。 ( ´∀`)
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(゜Д゜) いいお顔です^^
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DD13-552をお腹いっぱい撮影したあとは、メインの柵原ふれあい鉱山公園へ向かいます。現地に着くと、懐かしい昭和の光景が目の前にありました。
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ここは個人的には何度も訪れていますが、ブログで紹介するのは初めてです。柵原ふれあい鉱山公園は1991年(平成3年)に廃止となった同和鉱業片上鉄道の旧吉ヶ原駅を再利用した公園で、同和鉱業片上鉄道に在籍した車両の動態保存や柵原鉱山の資料を展示しています。
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それでは早速旧吉ヶ原駅に入ってみます。
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中に入ると廃止当時のままの状態で保存されています。
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ここは片上鉄道保存会の方々が管理されており、毎月第1日曜日には保存車による展示運転を行っているそうです。
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味のある路線図や、
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レトロな看板類も残っています。
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展示運転時の時刻表が掲示されていました。
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構内踏切の雰囲気も最高ですね。
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駅の中は懐かしさで一杯です。何度訪問しても飽きない場所です。
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次回は保存されている車両たちを紹介します。 (・ω・) ノシ
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【おまけ】
片上から柵原に向かう途中の和気町内にヨ太郎君が連なったお店があるので寄って見ました。北斗星を模した塗装はちょっとボロボロですが、比較的原型をとどめています。
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整体・アロマエステのお店として使用されているみたいです。廃車体を利用したお店も老朽化で最近はあまり見られなくなって来ているので、末永くのこってもらいたいものです。
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posted by ぷっぷく at 20:58| 博物館・保存車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする