2015年05月02日

陣屋町 室蘭市営崎守埠頭公共臨港線その①

室蘭市営崎守埠頭公共臨港線は室蘭本線の陣屋町(貨)駅から伸びる陣屋町臨港線(正式には陣屋町駅の構内側線)の終着駅である陣屋町臨港駅から伸びる専用線で、専用線の終端部には室蘭港で水揚げされた木材チップの積み込み設備を有し、ここから前回紹介した萩野にある日本製紙白老工場まで木材チップが輸送されていましたが、ここからの木材チップ輸送については2008年3月に廃止になりました。専用線内の運行管理ついては室蘭開発が室蘭市より受託しています。

なお、この公共臨港線は正式には廃止になっていない模様で、定期貨物の廃止後も廃車になった鉄道車両の海外への輸出時にごくまれに使用された実績があるそうです。室蘭開発のHPには専用線の記載が残っています。(http://www17.plala.or.jp/murokai/)の事業紹介ページの中の荷役施設管理に専用線の記載があります。

今回は陣屋町臨港駅及び陣屋町駅からの構内側線の様子について紹介致します。写真は陣屋町臨港駅構内の様子です。
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駅構内にはヤードがあり、留置中のワム車の姿が見られました。ここから木材チップの積み込み設備までが専用線区間(崎守埠頭公共
臨港線 山手線)になります。
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埠頭の奥にはチップヤードがあり、室蘭港で水揚げされた木材チップが山積みになっていました。
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また、駅構内の西側にも専用線が延びていましたが、(崎守埠頭公共臨港線 海手線)こちらは一度も使用された事がないそうです。
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陣屋町臨港駅の駅舎です。
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良く見ると室蘭開発の陣屋現業所の建物に間借りしているみたいですね。( ´ω` )
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構内には木材チップの積み込みが完了したワム80000 480000番台がスタンバっていました。
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しばらくすると陣屋町駅からDD51がやって来ました。
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カマの汚れ具合がたまりません。 (゚∀゚ ) シブイ
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到着したDD51は早速、ヤードに留置されているワム車の先頭に連結し発車の時刻までしばし待機します。
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木材チップ貨車を連ねたDD君が、かっこいいですね~。 ( ´∀`)
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発車時刻になると列車は萩野駅に向けて発車して行きました。
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陣屋町駅の構内側線を行く列車です。陣屋港駅~萩野駅間は1日1往復のみの運行でしたので、撮影の難易度は高めでした。
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こちらは冬の様子です。訪問した日は結構な大雪でしたが、北海道らしい専用線の風景が撮影出来て大満足でした。
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屋根に設置された防水シートが大活躍していました。 (゚∀゚) アヒャ
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【おまけ】
陣屋臨港駅の近くにある室蘭港フェリーターミナルの岸壁からは対岸にある日本製鋼所室蘭製作所の専用鉄道の一部を見る事が出来、運が良ければ製鋼所の貨車の姿を見る事が出来ます。
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こちらはぱっと見はJRのコキ車みたいですね。
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次回は専用線の様子を紹介します。 (・ω・)ノシ
posted by ぷっぷく at 00:04| 廃止専用線 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月25日

萩野 日本製紙白老工場専用線

日本製紙白老工場専用線は室蘭本線萩野駅から工場を結ぶ専用線で陣屋町駅(室蘭港)から原料の木材チップが専用ワム車で搬入されていた他、コキ車によって製品の出荷もされていましたが、2008年3月に廃止になりました。


写真は萩野駅の駅舎です。訪問した当時(2006年~2007年)は有人駅でしたが、2011年以降は無人化されてしまったそうです。
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駅の構内にはヤードが広がっています。
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以前は本輪西から石油タキ車も到着していたそうです。
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駅構内での入換の様子です。写真は陣屋町からDD51に牽かれてやってきた列車をヤードへ押し込んでいるところです。手前に写っている茶色いスイッチャーがここのぬしの北陸重機君(日通)です。
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チップを積んだ列車のヤードへの押し込みが終了するとDD51は機回しを行い先にヤードで待機していた返空列車に連結します。
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その後一旦室蘭方面へ引き上げを行い、
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駅のホームに停車し、出発の時間まで待機します。
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DD51の入換が終了するといよいよスイッチャー君が登場し、陣屋町から到着した列車を工場へ引き込んで行きます。
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茶色のスイッチャーというのも珍しいですね。
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スイッチャーに牽かれた列車は専用線をゆっくりと進んで行きます。
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工場内の専用線の様子です。製品出荷用のコキ車の姿もちらっと見えますね。
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ここで活躍していたのは、チップ輸送専用にワム80000を改造したワム80000の480000番台が使用されていました。このワム車は積荷のチップを積み込む為に屋根が無蓋化された他、積荷取卸し用のあおり戸が片面のみ取り付けられています。また、積荷の水濡れ・飛散防止の為に運用時は屋根にカバーが取り付けられていました。
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こちらはあおり戸の取り付け改造がされていない面です。塗色を除けばワム80000の原型を留めています。訪問した日はラッキーな事にトップナンバーに出会う事が出来ました。 ヽ(*゚∀゚)ノ ラッキー!
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駅構内のヤード上には跨線橋があり、そこから改造された屋根を間近で見学する事が出来ました。
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単一形式で統一された専用貨物編成が素敵でした。 ( ´∀`)
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ここは訪問当時、すでにここでしか見られなくなった木材チップ貨車の最後の砦だったので、廃止は残念でした。
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次回は陣屋町駅での木材チップの積み込みの様子を紹介します。
posted by ぷっぷく at 00:31| 廃止専用線 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月11日

十勝鉄道その② 日本オイルターミナル帯広営業所専用線

日本オイルターミナル帯広営業所専用線は前回紹介した日本甜菜製糖芽室製糖所専用線と同様に帯広市産業開発公社専用線から分岐していた専用線で、こちらの列車運行・専用線内入換についても十勝鉄道が受託しておりましたが、2012年5月に廃止となりました。


帯広市産業開発公社専用線の分岐点です。写真奥が本線(第2線)、手前の線路が日本オイルターミナル専用線に向かう線路(第2工業団地線)になります。
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留置中のタキ車が見えます。
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第2工業団地線の終端部です。かつては車止めの手前側にも線路が伸びており、いくつかの専用線が接続していたそうです。写真右側のフェンスの中が日本オイルターミナルの専用線になります。
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専用線の内部の様子です。荷役線のみが2線配置されていました。
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訪問時はちょうど荷役作業中でした。
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構内にはニヤクコーポレーションのタンクローリーの姿もありました。
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構内をのんびり撮影しているといきなりDE10君がタキ車を引き連れて登場し、専用線内の入換を始めました。 ε=(ノ゚Д゚)ノ  アワワ
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あわてて専用線の出口へ移動して待っていると・・・。

キタ━━(゚∀゚)━━!!  DE君の登場です!!
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前回も紹介しましたが、デッキの増設ランプと改造されたスノープロー(アイスカッター)がかっこいいです。
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単機で専用線から出てきたDE君は
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第2工業団地線を出て本線(第2線)に戻り
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車庫のある日本甜菜製糖芽室製糖所へ向かって帰って行きました。ヾ( ´ー`)ノ~ バーイ
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空車タキ車の引き出しは訪問日は日本甜菜製糖芽室製糖所からの出荷と合わせて行われていました。

まず、日本甜菜製糖芽室製糖所から出荷のコキ車が出てくると・・・
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途中でコキ車を連結したまま、一旦日本オイルターミナル専用線にスイッチバックで進入し、後部にタキ車を連結してコキ車+タキ車の編成で帯広貨物駅へ向かって行きました。珍しい石油タキ車+コキ車の連結が見る事が出来ラッキーでした。
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根室本線の横をゆっくりと行く列車の姿がなんとも素敵でした。 ( ´∀`)
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posted by ぷっぷく at 00:17| 廃止専用線 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする