新日鉄住金 尼崎製造所は石炭火力発電所で使われるボイラチューブなどのシームレスパイプを製造している工場で、製造所構内でナローゲージの構内軌道が現役で使用されています。通常構内軌道は工場内にある為、部外者が見る事は出来ないのですが、ここの素晴らしいところは工場の間に県道57号尼崎港線が通っており、東西の工場を結ぶために軌道が県道を横断している事から踏切を渡る列車を撮影する事が出来ます。
ここは2回目の訪問で1回目の訪問時はお盆休みだったため、列車の運行を見る事が出来なかったので、先日再訪問をしてきました。
当日、現地に着くと・・・。おっ! 早速サイレンを鳴らして列車がやって来ました!!
ちっちゃなナローゲージの機関車が堪りません。現役のナローゲージをこの目で見る事が出来て感無量です。 。゚(T^T)゚。 カンムリョウ
なんの積み荷かすごく気になります^^
列車が踏切を渡るときは路面電車の信号と同様の黄色い矢印が点灯します。

列車が通る前に係員さんが踏切にやって来ると、
後ろから機関車に押された列車がやって来ました。
列車が踏切を渡るときは「軌道車が通ります。ご注意ください。」という放送が大音量で流れる中、機関車がけたたましいサイレンを鳴らしながらやって来ます。
機関車のアップです。キャブの運転士さんと比べてもらうと、機関車の小ささが分かって頂けると思います。この黄色の塗色は新色だそうで、以前は緑色が主だったそうです。
そんなこんなしていると、その緑色の機関車がシームレスパイプ?を積んだ貨車を押してきました。
個人的にはこの緑色の方が好みです。 ( ´∀`)
なんとも素晴らしいシチュエーションですね~

この日はラッキーな事に立て続けに列車がやって来てくれましたので、短い滞在時間でしたが、結構楽しませて頂きました。
このブログ初めての企画ですが、踏切を渡る機関車の動画を貼ってみます。
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
先に書いた通りここは構内軌道の為、公道から見る事が出来るところは殆ど無いのですが、上記の踏切のほかにも若干ですが見る事が出来る場所があります。今度はこちらを走る列車を撮影してみたいものです。
【おまけ】
初めて昨夏にここを訪問した時にレールを満載したトラックが止まっていました。
構内を覗いてみると、構内軌道の工事中でした。この日列車の運行は見れませんでしたが、エエものが見れました。 ( *´エ`) エガッタ