まずはスペースワールド駅から官営八幡製鐵所旧本事務所眺望スペースに向かう事にします。小倉から乗ってきた列車はラッキー!! な事に415系でした。この415系も今後貴重になって来そうですね。
眺望スペースに着きました。手前に写っているヤードの終端は元スペースワールドの駐車場から以前から眺める事が出来たので、何度も訪問しているところですが、眺望スペース設置により機関区の様子が近くから見る事が出来るのでは、と期待していました。
ここではボランティアスタッフの方から八幡製鐵所についていろいろと説明して頂けます。こちらの写真は約100年前の旧本事務所前の様子だそうです。100年前の写真とは思えない綺麗な写真に驚きです。
ボランティアスタッフの方から説明をして頂いている最中にくろがね線の列車がやって来たので、『珍しい列車ですね~』と知らない人みたいなふりをしながら、ちょこっと撮影させてもらいました。 (^_^;) エヘヘ
機関車だけでなく、架線柱もゴツいですね。

機関区にたむろしているゲテモノ系の貨車を撮影するのも楽しみにしていたのですが・・・
いたのはこの方だけでした。

眺望スペースで撮影した後は、いつもの枝光駅近くのポイントに移動し、久々にくろがね線を行く列車を撮影しました。

いや~何度見ても素晴らしいです。製鉄所の構内輸送を住宅地のど真ん中で撮影出来るのはこのくろがね線だけです。
しかも電機とDLのプッシュプルですよ~ (*´д`*) ハアハア

本当はもっとくろがね線で撮影したかったのですが、時間があまり無かったので製鉄所の方に戻りました。製鉄所内のスイッチャー君を撮影したかったのですが、残念ながらこの日は運転している様子は撮影出来ず、昼寝中の留置貨車しか撮影出来ませんでした。
このお方はずっとここにいますね。
一方、レール輸送用の自走式キャリヤは活発に動いていました。

レールをしょって土煙を上げながら走る様子は結構な迫力です。 ( ´∀`) スゲー
くろがね線を撮影した後は、これまたひさびさの黒崎駅へ。駅に着いたのが1152レが出発した後だったので、三井化学大牟田工場から返送されてきた濃硝酸コンテナを載せたコキ車の編成が止まっていました。
三菱ケミカルの濃硝酸用のUT13Cはこの緑のフレームが特徴なのですが、
この日はフレームが銀色のものも見られました。近年は自社の小名浜事業所向けにも濃硝酸の発送が始まったそうなのですが、そちらにはこちらのタイプが使用されているそうです。
そんなこんなしていると、福岡(タ)からの4092レがED76に牽かれてやって来ました。ED76の姿も本当に貴重になって来ましたね。

4092レの到着後は専用線のスイッチャー君が出てくるのを待ちましたが、中々やってこなかったので、ちょっとやきもきしましたが、無事撮影する事が出来ました。
御元気そうでなりよりです^^
お腹いっぱい撮影した後は、帰りの新幹線の車中でお気に入りの東筑軒の『かしわめし』頂きました。素朴なお味がいいですね。 (゚д゚)ウマー
この黒崎駅への訪問後にショッキングなニュースを見てしまいました。三菱ケミカルの黒崎事業所が2020年4月に硝酸生産から撤退する事が決定したそうです。ここの専用線の主力財源は三井化学大牟田工場向けの濃硝酸輸送だと思われますので、三井化学専用鉄道と合わせて去就が心配です。
【おまけ】
数年ぶりに黒崎駅を訪問したのですが、いつの間にか新しくなっていてビックリしました。コンコースには地元企業のおみくじロボットなるものが設置されていたので、せっかくなのでおみくじを引いてみたところ・・・
予想通り微妙な結果でした。 (゚∀゚)アヒャ
これ、結構面白いっす。